認定介護福祉士の検討状況を公表/日本介護福祉士会
日本介護福祉士会(石橋真二会長)は10月13日、同会ホームページに認定介護福祉士(仮称)に関する検討状況を公表した。内容は、8月に開いた「第1回認定介護福祉士の在り方に関する検討会」に関する資料や議事録など。同検討会は、認定介護福祉士に求められる知識や技能、養成カリキュラム、制度スキームなどを議論する会合を計5回程度開き、3月までに中間報告をまとめる予定だ。
日本介護福祉士会は、厚生労働省の「今後の介護人材養成の在り方に関する検討会」が1月にまとめた報告書などに基づき、途中経過の公表義務がない厚労省の2011年度老人保健事業推進費等補助金事業として認定介護福祉士の在り方を検討する事業を受託したが、介護業界全体に関係するテーマであり注目度も高いことなどから、厚労省と協議し、関係資料等の公表を決めた。
日本介護福祉士会によると、今後も検討委員会自体は非公開で進めるが、会合終了後はすみやかに当日の資料や議事録を同会ホームページに公表する。公表された情報は▽同研究事業の概要▽検討委員会構成員名簿▽第1回会合の議事録・資料―など。(10/14MEDIFAXより)