診療科の偏在解消と地域医療再建/10年度改定で長妻厚労相  PDF

診療科の偏在解消と地域医療再建/10年度改定で長妻厚労相

 長妻昭厚生労働相は11月10日の参院予算委員会で、2010年度の診療報酬改定で評価する項目について「(医師の)科の偏在や地域医療の再建。こういうところを念頭においた診療報酬体系を、従来の発想にとらわれずに考えていきたい」と述べた。荒木清寛氏(公明)の質問に答えた。

 長妻厚労相は、診療報酬の項目が細かく多岐にわたっているとした上で「政策遂行にとっても、大変重要な意味合いを持つと考えている」と述べた。

 また、藤井裕久財務相は、現在の医療が抱える問題点として、診療科や地域による医師の偏在などを挙げた上で「より妥当な診療報酬体系にシフトしていくということを、恐らく仙谷さんのところが進めていく」と述べ、行政刷新会議の無駄削減に向けた議論に期待感を示した。(11/11MEDIFAXより)

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