診療報酬の在り方、ゼロベースで見直すべき /規制改革会議が提言  PDF

診療報酬の在り方、ゼロベースで見直すべき/規制改革会議が提言

 規制改革会議(議長=草刈隆郎・日本郵船相談役)は12月4日、医療や介護など20分野について規制改革の推進に向けて取り組む課題をまとめた。2010年度に改定を控えている診療報酬に関しては、医療の質に基づく支払いや包括化の促進など課題は多いと指摘。医療供給体制や保険制度の見直しと併せて、決定プロセスも含めた診療報酬の在り方をゼロベースで見直すべきと主張した。同会議がまとめた課題は、仙谷由人行政刷新担当相に提出した。

 医療供給体制の見直しに向けては、プライマリーケアを行う「総合診療医」を専門医として位置付ける考えを示した。その上で「総合診療医」がかかりつけ医として1次医療を担い、特定機能病院などは専門医療や高度医療、救急医療を担う医療機関にシフトすべきとした。(12/9MEDIFAXより)

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