規制改革の重点分野に医療も/行政刷新会議・分科会  PDF

規制改革の重点分野に医療も/行政刷新会議・分科会

 政府・行政刷新会議の「規制・制度改革に関する分科会」(分科会長=岡素之・住友商事会長)は11月8日、第3弾の改革の進め方をまとめた。東日本大震災後の新たな社会経済を構築し、震災以前よりも力強い日本を再生するとの視点で改革を検討するという。分科会では、過去の改革テーマに関するフォローアップを手掛けるほか、医療・農業・ITを中心に改革の重点分野を選んで検討する方針だ。また、復旧・復興と日本再生をテーマにした第1ワーキンググループ(WG)と、エネルギーをテーマにした第2WGを設置する。2012年6月をめどに改革方針を最終的にまとめる予定だ。

 岡分科会長は会見で、分科会で議論する改革重点分野のテーマについて「突っ込んだ議論は(まだ)していない」と述べ、これから絞り込む考えを示した。

 第1WGでは、国内の社会経済再生に向けた改革について検討する方針で、例として「長寿社会に資するイノベーションの推進」が挙がっている。(11/9MEDIFAXより)

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