複雑化する在宅点数で説明会 希望者の声受け基礎講座も開始  PDF

複雑化する在宅点数で説明会 希望者の声受け基礎講座も開始

 
 協会は10月から11月にかけて、京都市内・北部・南部で計6回、在宅医療点数の説明会を開催し、計277人が参加した。10月に2014年改定版を発行した『在宅医療点数の手引』をテキストに、理事・事務局が講師を務め、往診料・訪問診療料等の在宅患者診療・指導料、自己注射や寝たきり患者処置等の在宅療養指導管理料、要介護者の医療保険と介護保険の給付調整、施設入居(所)者の医療について、算定要件や必要なレセプト記載を解説した。京都市内では初級(算定要件等)・中級(レセプト事例等)に分けて実施した。
 在宅医療点数は、項目も増え、算定要件も複雑化し、点数表を一見しただけでは、にわかに理解し難くなっている現実がある。京都市内では、初級・中級あわせて5時間のプログラムで実施したが、まだ時間が足りないくらいであった。
 また、より初歩的な内容を希望する声もあったことから、2015年2月より、在宅医療点数の基礎講座を開始する。

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