複雑な改定をわかりやすく!改定のポイント説明会を開催
協会は3月21日、「点数表改定のポイント」説明会を京都産業会館シルクホールで開催。当日は2部構成とし、午前に第1部となる「入院」を、午後に第2部の「入院外」について解説した。参加者は600人にのぼった。
説明会では『点数表改定のポイント』(保団連発行)をテキストに、協会理事者からなる講師団がわかりやすく説明。改定の具体的内容として、前回改定に引き続き、7対1病床を減らすために「重症度、医療・看護必要度」や「在宅復帰率」の要件が強化されたことや、在宅医療では「単一建物診療患者」という考え方が導入されるなどして、在宅や施設での医学管理の考え方に変更があったこと。また、投薬では残薬確認の仕組みの導入や投与薬剤数を減らすことへの評価の導入、湿布薬の70枚超の処方制限、院内処方での後発医薬品の処方割合・使用体制を評価した加算の導入などについて解説した。
当日の様子は、協会ホームページの保険医専用サイトで公開中。もう一度確認したい内容などがあればご活用いただきたい。
28日はQ&A等の説明会引換券を忘れずに
4月28日には、改定後の初めてのレセプト提出を前に、点数改定の運用やレセプト記載要領の変更などを詳しく解説する「新点数運用Q&A・レセプトの記載」説明会を開催する。テキストは会場にて引換券(4月6日頃にお届けした往復ハガキ、全会員宛送付)と引き換えるので、必ずご持参いただきたい。なお、説明会に参加されない方には、5月6日にテキストを送付する予定だ。会場はテルサホール(京都テルサ内)。