補正予算が成立/厚労省分は3498億円
2008年度補正予算案は10月16日の参院本会議で、自民、公明、民主党などの賛成多数で可決、成立した。補正予算の総額は1兆8081億円。このうち厚生労働省分は3498億円。与党プロジェクトチームで見直しを図った高齢者医療制度の改善策が2528億円で、厚労省分の大半を占めた。新型インフルエンザ対策の強化として、抗インフルエンザウイルス薬「タミフル」「リレンザ」、ワクチンの備蓄などに491億円を確保した。医療体制の確保に向けては、医療クラークを設置する病院への支援などに78億円を計上した。(10/17MEDIFAXより)