被保険者証再交付手続きを連絡/後期高齢者医療で厚労省
厚生労働省保険局高齢者医療課は4月27日、東日本大震災で被災した後期高齢者への被保険者証の再交付手続きについて都道府県に事務連絡し、市町村に周知するよう要請した。被保険者証を失い、本人であることを確認できない場合は、世帯構成や被災する前の住所、同居していた人の氏名など、本人でなければ知り得ない事柄を口頭で確認するよう求めた。被災者が過去1年間に受診した医療機関の名前や、高額療養費の振り込み先、保険料の口座引き落とし先の金融機関名なども聞き取り、被保険者証再交付申請書に記録することとした。
代理人が被保険者証の再交付を申請する場合は、これらの聞き取りに加えて、代理人の本人確認書類と、委任状、被災者と代理人の関係を示す書類の提示も求めることとした。
郵送で被保険者証を再交付する場合も、電話で本人確認を行うこととした。(4/28MEDIFAXより)