衆院厚労委が始動、長妻厚労相が就任あいさつ
民主党連立政権になって初めての衆院厚生労働委員会が、11月11日開かれた。就任あいさつに立った長妻昭厚生労働相は「次期診療報酬は医療崩壊を防ぐため地域医療を守る医療機関などに対する評価の充実を図る」と述べ、プラス改定を目指し取り組むとした。
後期高齢者医療制度について長妻厚労相は廃止をあらためて表明。厚労大臣が主宰する「高齢者医療制度改革会議」を設置したことを報告し、「具体的な制度設計の議論を着実に進め、1期4年の中で制度の移行を実現する」と述べた。
山井和則政務官は「委員会での質疑の1つ1つに多くの人生、暮らし、命がかかっている」と述べ、長妻厚労相を支え全力で厚労行政に取り組むとした。
足立信也政務官は「この国の将来への閉塞感を打ち破るその一歩として、医療への取り組みが必要だ」と述べ、医療再建に取り組むことを表明した。(11/12MEDIFAXより)