薬局数1017増の5万5797カ所/12年度衛生行政報告例
厚生労働省が10月24日に発表した「2012年度衛生行政報告例」によると、12年度末の薬局数は5万5797カ所で、前年度から1017カ所増加した。人口10万人当たりの薬局数は43.8だった。
人口10万人当たりの薬局数を都道府県別に見ると、佐賀が62.2で最も多く、山口の57.4、広島の56.8と続いた。一方、最も少なかったのは福井の32.5で、京都の34.8、奈良の35.2が次いだ。
●特定疾患医療受給者、80万人超
特定疾患治療研究事業の対象者(軽快者を除く)として認定されると交付される特定疾患医療受給者証の所持者数は81万653人で、前年度から3万2475人増加した。
疾患別に見ると最も多いのが潰瘍性大腸炎で14万3733人。パーキンソン病関連疾患の12万406人、全身性エリテマトーデスの6万122人が続いた。(10/25MEDIFAXより)