自身の胃ろう、59%が反対/介護の意識調査  PDF

自身の胃ろう、59%が反対/介護の意識調査

 有料老人ホームや高齢者住宅を運営するオリックス・リビングは11月5日、「介護に関する意識調査」の結果を公表した。同調査は11月11日の「介護の日」にちなんで実施した。自分自身の胃ろうについて賛否を尋ねたところ、「反対」は59.0%で過半数となった。「分からない」は35.5%、「賛成」は5.4%という結果だった。

 9月にインターネット上で実施し、全国の40代以上の男女1238人から回答を得た。男女の内訳は男性737人、女性501人だった。

 自身の胃ろうに反対する理由を複数回答で尋ねたところ、「そこまでして生きたいと思わないから」の82.5%が最も多く、次いで「周りに面倒をかけたくないから」の45.4%、「食事は口から摂りたいから」の30.1%が続いた。

●認知症発症で施設希望は75.4%
 認知症を発症し、大切な人を忘れてしまった場合の対応を尋ねたところ、「施設入所」が75.4%で多数を占めた。「大切な人に介護して欲しい」は19.0%だった。施設入所を希望する理由として最も多かったのは「大切な人に迷惑をかけたくないから」で、66.9%を占めた。(11/6MEDIFAXより)

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