自然増、国費で約740億円削減/厚労省が公表  PDF

自然増、国費で約740億円削減/厚労省が公表

 厚生労働省は8月4日、社会保障費の自然増を抑えるための適正化努力の内訳を公表した。国費ベースで医療は約580億円、介護は約4億円を削減し、雇用や生活保護も含めた合計削減額は約740億円とした。

 2011年度予算の概算要求基準で認められた自然増1.25兆円について、長妻昭厚生労働相はこれまでに「野放図に出しているわけではない。適正化努力の結果、出した数字」と説明しており、今回、削減額の具体的な数字を示した。

 医療の約580億円は、保険医療機関への指導・監査の強化(08年度削減額)、レセプト点検の徹底(08年度〈一部07年度〉査定額)、後発医薬品の利用促進(10年度見込み)による削減の合計額。介護の約4億円は、レセプト点検と介護給付費の利用者への通知(いずれも08年度削減額)で削減した。

 このほか、雇用で約1億円(08年度削減額)、生活保護関係で約160億円(10年度見込み)の削減となる。

 厚労省大臣官房会計課は「適正化の効果については、年度が異なっていたり、純粋な国費の削減以外に見込み額が含まれるため、合計額を求めることは困難だが、機械的に合計した数字を出した」としている。(8/5MEDIFAXより)

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