自宅での療養「困難」が増加/厚労省のリビングウィル調査  PDF

自宅での療養「困難」が増加/厚労省のリビングウィル調査

 厚生労働省が2008年度、実施したリビングウィルに関する調査では、「自宅で最期まで療養できると考えるか」の質問に対し、一般国民の66.2% (前回2003年調査と比べ0.7ポイント増) が「実現困難」と答えた。主な理由(複数回答) は、一般国民の間では「介護してくれる家族に負担がかかる」79.5%、「症状が急変したときの対応に不安」54.1%、「経済的に負担が大きい」33.1%などだった。

 自分の死期が迫った時に延命治療を「望まない」「どちらかというと望まない」と答えた一般国民は71.0%で前回より3.0ポイント低下し、「分からない」が前回より2.8ポイント上がり、14.7%となった。(10/27MEDIFAXより)

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