臨床研究中核病院を法制化、改革意見案に明記/医療部会  PDF

臨床研究中核病院を法制化、改革意見案に明記/医療部会

 厚生労働省は、12月8日の社会保障審議会・医療部会に「医療提供体制の改革に関する意見(案)」を示した。意見案には「臨床研究中核病院(仮称)」を法制上位置付けることや、24時間体制で在宅医療ニーズに対応するため医師、歯科医師、薬剤師、看護師など多職種で連携を図ることなどが盛り込まれ、異論は出なかった。2011年内に再度部会を開いて意見を取りまとめ、12年の通常国会に提出する医療法の改正案に反映させる。

 意見案では臨床研究中核病院について、医薬品、医療機器などの研究開発を推進し、医療の質の向上につなげる拠点として創設すべきであり、法制上位置付けることなどについて前向きに検討すべきとしている。

 厚労省は11月17日の医療部会で、臨床研究中核病院を医療法に位置付けることを提案している。(12/12MEDIFAXより)

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