脱原発に向け府民大集会京都でも大きなうねり

　東京で6万人集会が開かれるなど、脱原発に向け各地で市民の取り組みが行われる中、京都では安斎育郎氏などの呼びかけにより、「9・10原発ＮＯ！京都府民大集会」が9月10日、円山音楽堂で開催された。参加者は2600人と、文字通りの大集会となった。集会では、福島在住の農家の方をはじめ、医師や教師などいろいろな立場から、事故による現在の惨状が訴えられた。また、集会終了時には、いまこそ「原発ＮＯ！」の声を挙げようとの決議が満場一致で採択され、京都市役所前まで、デモ行進が行われた。

　翌11日には、「バイバイ原発9・11」が開催され、市民に対し、原発ゼロを目指そう、エネルギー政策を変えようと訴えながら、円山公園から京都市役所前までバイバイウォークを行った。参加者は幅広い世代が集まり、1600人にのぼった。特に学生や子育て中の母親などの参加が目立ち、「脱原発」への関心の高さをうかがわせた。

　協会は、両集会の趣旨に賛同し、飯田理事などが参加した。