脱原発など意見書次々と/府内議会への協会陳情受け  PDF

脱原発など意見書次々と/府内議会への協会陳情受け

 協会は7月29日に、府内全市町村議会に対し、「原子力発電に依存したエネルギー政策の見直しを求める意見書採択を求める」陳情書を提出。人が制御することのできない原発に依存したエネルギー政策から脱却し、再生可能エネルギーへの転換と省エネルギーを模索すべきであるとし、地方自治から「脱原発」の立場に立ち、国に対しエネルギー政策の転換を求めるよう要望した。

 これを受け、府内の各市町村議会では次々と意見書が採択され、協会が陳情書を提出する前からのものも含めると、12月9日現在で何らかの意見書を可決したのは20議会となった。

 そのうち、原発からの撤退・脱却を求める意見書は7議会。エネルギー政策の見直しを求める意見書は8議会。原発の安全対策や福島原発事故の収束を求める意見書も6議会となった。

(下表)

意見書可決議会(協会調べ12月9日現在)

  • 原発からの撤退・脱却等を求める意見書(7)
    京丹後市(9月)、宮津市(9月)、綾部市(7月)、宇治市(10月)、向日市(9月)、大山崎町(9月)、井手町(6月)
  • エネルギー政策の見直しを求める意見書(8)
    京都府(7月)、福知山市(12月)、京都市(10月)、京田辺市(9月)、城陽市(9月)、宇治田原町(9月)、木津川市(9月)、精華町(6月)
  • 原発の安全対策や福島原発事故の収束を求める意見書(6)
    京都府(5月)、舞鶴市(7月)、南丹市(6月)、亀岡市(6月)、長岡京市(6月)、和束町(6月)

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