肝炎対策法案を提出/4野党  PDF

肝炎対策法案を提出/4野党

 野党4党(民主・共産・社民・国民新)は2月20日、インターフェロン以外の抗ウイルス薬も医療費助成の対象に含んだ「特定肝炎対策緊急措置法案」を衆議院に提出した。民主党の藤村修衆院議員は法案提出後の会見で、現在衆院で継続審議となっている与党の肝炎対策基本法との間で修正協議に臨みたいとした。

 国の医療費助成はB、C型肝炎の根治を目的としたインターフェロン治療で、自己負担額は世帯収入に応じて1万、3万、5万円の3段階。

 野党案では自己負担額を所得に応じて無料、1万、2万円の3段階に設定。根治目的のインターフェロン治療に加え、B型肝炎のウイルスの増殖を低下させる抗ウイルス療法も医療費助成の対象とする。新たに助成対象に加わる製剤として、ラミブジンやアデホビル、エンテカビルなどを想定している。(2/23MEDIFAXより)

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