綾部・福知山医師会と懇談 審査、指導問題等で意見交換  PDF

綾部・福知山医師会と懇談 審査、指導問題等で意見交換

2月5日 福知山市中央保健福祉センター

 協会は2月5日、綾部・福知山医師会との懇談会を開催。地区から12人、協会から4人が出席。懇談会は福知山医師会・井土昇理事の司会で進められた。

 福知山医師会・高尾嘉興会長は、「最近の民主党政権の迷走ぶりを見ていると、医療行政がどうなっていくのか不安である。今後の見通しや最新の情報をきき、保険請求・審査問題など日頃の疑問を出し合って有意義な会議にしたい」と挨拶した。続いて、関理事長の挨拶、協会からの情報提供を行い、意見交換を行った。

 地域包括ケアについて地区から、国の構想と京都府のうち出しているものはずいぶん差があるようだ。京都の情報について聞きたい、と質問があった。

 協会から、国の構想は財源に縛られて、社会との関わりや、その人らしく生きるという生活のケアを目指す視点が欠けている。福祉政策の崩壊で全てが地域包括支援センターに投げられていることも問題。保健所統合による後退や、特定健診により自治体が住民の健康状態を把握できなくなったことなど、再構築されないとうまくいかないだろう。一方で、京都府は他の都道府県とは違う取組をしようとしており、大きな費用もついている、と府の予算案を説明。今後、情報収集して会員に知らせていきたいと答えた。

 審査、指導問題に関して地区から、再審査請求を出しても結果連絡の返りが遅く、あきらめがちだ。半年以上前のレセプトがまとめて戻ってくることもある。また集団的個別指導は、平均点数の1・2倍かつ上位8%を対象とするが、糖尿病のような単価が高い患者を多く診ると1件あたりの点数は高くなる。内科は細分化されており、平均点数が一律に計算されるのはおかしいではないか、と意見があった。

 これに対して協会から、不当と思われる査定などがあれば協会の保険審査通信検討委員会で検討したいし、古いレセプトについては保険者再審査請求しないよう要望し続けている。また、集団的個別指導は診療科ごとの平均点数をもとに対象を選定するが、内科は透析実施か、それ以外の2区分しかない。京都では09年度において、集団個的別指導から個別指導の選定対象にあげられた医療機関が104件あるが、実際には高点数が理由での実施はなく、情報提供によるもの等が12件実施された、と説明した。

 この他、入院患者の他医療機関受診問題、訪問リハビリステーション創設が話題にあがった。

 綾部医師会・志賀俊樹理事の閉会挨拶の後、会場を移し懇親を深めた。

16人が出席して開かれた綾部・福知山医師会との懇談会
16人が出席して開かれた綾部・福知山医師会との懇談会

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