統合医療の現状を調査へ/厚労省PTが初会合  PDF

統合医療の現状を調査へ/厚労省PTが初会合

 厚生労働省の統合医療プロジェクトチーム(PT、主査=足立信也・厚生労働政務官)は2月5日、初会合を開き、西洋医学と代替医療を組み合わせた統合医療の現状把握と今後の取り組み方針について議論した。同日のPTでは、厚労省のほか、文部科学省や経済産業省が進めている統合医療に関する取り組みを調査することで一致した。

 足立政務官はPT冒頭のあいさつで「どういう方にどういう医療が必要なのか、まずエビデンスが必要」と述べ、まずは統合医療の実態把握に努める考えを示した。

 鳩山由紀夫首相は1月28日の参院予算委員会で「問題点が指摘はされている」としながらも「統合医療を政府としても真剣に検討して、これを推進していきたい」と述べている。また、長妻昭厚生労働相は同日の参院予算委員で、省内で複数に分かれている統合医療を扱う部署を一本化する考えを示している。(2/8MEDIFAXより)

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