米原潜が放射能漏れ/沖縄と横須賀

米原潜が放射能漏れ/沖縄と横須賀

 外務省は8月7日、米海軍佐世保基地(長崎県佐世保市) での放射能漏れが判明した米原潜「ヒューストン」が2006年6月から08年7月までの間、米海軍基地「ホワイトビーチ」(沖縄県うるま市) と横須賀基地(神奈川県) に寄港した際にも、微量の放射能漏れを起こしていたと在日米大使館から連絡を受けたと発表した。

 米大使館は漏出した放射能はごく微量で、人体や環境に影響はないとしている。06年6月以降、文部科学省が継続的に実施している寄港地での放射能測定でも異常値は検出されなかった。

 米側によると、同原潜は07年1月下旬に5日間、横須賀基地に停泊。漏れた放射性物質の総量は3.5キロベクレル未満と推定される。ホワイトビーチには07年3月から08年3月まで計5回、延べ9日間寄港し、放射性物質6.3キロベクレル未満が漏れたとみられる。【共同】

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