答申もとに第一次検討会/新点数の改善点等を集約  PDF

答申もとに第一次検討会

新点数の改善点等を集約

 協会は、「診療報酬改定の概要を早く知りたい」との要望にお応えして、中医協の答申書を基に、第1次新点数検討会を2月25日に開催し、160人が参加した。

第1次新点数検討会の模様。会場を埋め尽くした参加者が熱心に新点数を検討。

▲会場を埋め尽くした参加者が熱心に新点数を検討

 改定に関する正式な告示・通知は、3月上旬に厚生労働省より出されるため、十分な資料がない中ではあるが、今回改定の大枠や方向性をつかんでもらうこと、そして点数に係る疑問点や不合理点を会員医療機関から寄せていただき、これを厚生労働省に示し、運用の改善を求めることに重点を置いた。

 参加者からは、今回の改定で大きく再編が予定される入院に関するもののほか、新設される同一日の2科目再診料や、機能を強化した在宅療養支援診療所・支援病院についてなど、多くの質問が寄せられた。個別に回答するとともに、具体的な算定要件、施設基準を伴う事項は、3月24日に開催する第2次検討会(案内はこちら)で解説していきたい。同日は、新設された点数を中心として、会員医療機関の算定機会が多いと考えられる点について解説を行う。ぜひ多くの参加をお願いしたい。なお、次回の説明会に使用するテキスト『点数表改定のポイント2012年4月版』は、3月10日頃に送付する案内往復ハガキとの交換(1冊無料)になるので、案内ハガキを忘れずにご持参いただきたい。

点数表改定のポイント引換券

「点数表改定のポイント」引換券

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