第648回 社会保険研究会 最近の糖尿病診療と保険上の留意点  PDF

第648回 社会保険研究会 最近の糖尿病診療と保険上の留意点

日 時

 5月11日(土)    午後2時〜4時

場 所

 京都府保険医協会・ルームA〜C

講 師

和田内科医院院長 京都糖尿病医会会長 京都府国民健康保険団体連合会審査委員
 和田成雄 氏

共 催

 京都府保険医協会・ノバルティスファーマ(株)

 糖尿病治療の問題点としては、食後高血糖の是正と食前低血糖、体重増加、経年的膵β細胞減少などがある。ところがインクレチン関連製剤の登場により、より安全に、より効果的に糖尿病治療を行うことが可能となってきた。DPP-4阻害剤は現在6種、7剤が臨床において使用可能であるが、その位置付けや効果、保険適応を含めた選択基準などを解説したい。また、DPP−4阻害剤は膵作用のみでなく、肝、筋、脂肪組織、中枢、心血管系などに対するpleiotrophic effectを有しており、とくに今回は心、腎に関する作用を紹介したい。

 一方、糖尿病診療には様々な保険上の留意点があり、在宅関連、検査、薬剤などに分けて解説する。

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