第644回社会保険研究会  PDF

第644回社会保険研究会

最近の医療訴訟の動向と診療ガイドラインの法的意義

―手術後に作成・公表されたガイドラインをもとに注意義務違反がありと判断された事例(大阪地方裁判所平成21年11月25日判決)を参考に―

  • 講 師 京都民医連中央病院 外科 富永愛法律事務所 弁護士 富永 愛 氏
  • 日 時 5月26日(土)午後2時〜4時
  • 場 所 京都府保険医協会・会議室
  • 主 催 京都府保険医協会  協 賛 株式会社 損害保険ジャパン

※参加は無料、事前申込は不要です。
※日医生涯教育講座対象の研究会です。
※医療法に定められた医療安全管理対策のための職員研修のうち、無床診療所に認められている外部研修になります。(受講証をお渡しします)

会場案内図

〈富永先生からのメッセージ〉
日常診療の各分野で診療ガイドラインは不可欠な存在になりつつあります。 本来の目的は標準治療とされる客観的情報を提供することにあると言われていますが、 本来の目的を離れて訴訟に利用され、 医療が萎縮する恐れも危惧されています。 この危惧は真実なのか、 わが国での医療訴訟の大きな流れとガイドラインの関係を概説し、 増え続ける医事紛争の現場でガイドラインが重要な役割を担っていることを、 最近の訴訟の例をもとに、 問題提起できればと思います。

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