第186回定時代議員会質疑応答の要旨
秘密保護法について
島津恒敏代議員(中西)特定秘密保護法は戦争をするための法律であり、過去に自民党の幹事長をしていたような人たちも反対と述べている。同法違反で起訴されてもどの部分に抵触したかを法廷で明らかにされることはないともいわれている。まさに戦前の治安維持法に類似する悪法である。成立したから諦めるのではなく、弁護士などの団体が撤廃に向けて運動しているように、医師も平和があってこそ国民の健康を守ることができるのであるという観点に立ち、患者さんと協力しながら危機感をもって運動に取り組んでいただきたい。
岡田楯彦議長 協会への励ましと受け取りたい。
原発再稼働について
島津代議員 福島第一原発の問題が何も解決していない中で、政府は原発再稼働を検討している。この動きに真っ先に反対の声をあげるべき協会の決議案にそうした記述がないのは、どういうことか。
飯田哲夫理事 「重点方針」に再稼働を認めないことも含めて「原発政策の即時廃止を求める」と掲げている。決議案にも明記するようにする。
(文責:編集部)