科学・技術の配分方針を決定/11年度予算で科学技術会議  PDF

科学・技術の配分方針を決定/11年度予算で科学技術会議

 政府の総合科学技術会議は7月16日、2011年度の科学・技術に関する予算などの資源配分方針を決定した。各府省が概算要求を行う前にあらかじめ重要施策を示す「アクション・プラン」などを駆使して、新成長戦略の実現に貢献する科学・技術予算の充実を図る方針を明記。その上で、医療・介護・健康の質の向上を実現する「ライフ・イノベーション」の推進を最重点化課題の1つに位置付けた。
11年度は、新成長戦略に盛り込まれたライフ・イノベーションとグリーン・イノベーション分野について、アクション・プランを策定し、施策を推進する方針を提示。具体的には、ライフ・イノベーションについて?予防医学の推進による罹患率の低下?革新的診断・治療法の開発による治癒率の向上?高齢者、障害者の科学技術による自立支援―の3項目で、有効な施策を戦略的に推進するとした。(7/20MEDIFAXより)

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