秋の琵琶湖湖畔を巡る 文化ハイキングを楽しむ

秋の琵琶湖湖畔を巡る 文化ハイキングを楽しむ

石山寺の前にて
石山寺の前にて

 「文化ハイキング―秋の琵琶湖湖畔をめぐる」を10月25日に、10人の参加者を得て開催しました。当日は曇天ながらも秋のすがすがしい時候にて、ハイキングを楽しみました。

 今回はマイクロバスに乗って、まずは「石山寺」を訪れました。瀬田川沿い、伽藍山の麓の景勝地にあり、急な石段を上がって国宝の本堂へ。花山法皇一千年御遠忌にあたり、本尊如意輪観音菩薩像の御開扉の時期に訪れることができ、荘厳な菩薩像を見ることができました。また紫式部が参籠し『源氏物語』の構想をここで練ったという伝承が残っており、源氏物語の史料を見ながら往時を偲びました。

 「ロイヤルオークホテル」にて昼食、洋風の庭園に咲く花々を楽しんだあと、一行は「佐川美術館」へ。日本画家の平山郁夫、彫刻家の佐藤忠良、陶芸家の十五代樂吉左衞門の諸作品が展示されており、各々が気に入った作品をじっくりと鑑賞し、秋の午後をゆったりと過ごしました。釣瓶落としの秋の夕暮れは早く、薄暗くなりつつある琵琶湖をバスからのぞみながら帰路につきました。

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