私大医学部の定員増を答申/文科省の審議会  PDF

私大医学部の定員増を答申/文科省の審議会

 文部科学省の大学設置・学校法人審議会(審議会長=八田英二・同志社大学長)は12月17日、収容定員拡大を盛り込んだ私立大医学部の学則変更を認める答申を示した。

 文科省は、2011年度の医学部入学定員を全国で77人増員する計画を同審議会に諮問していた(10年度は360人増員)。このうち文科相による学則変更の認可が必要な私立大医学部については6校から計20人分の定員増を盛り込んだ申請が出ていた。審議会で答申を受けたことから10年内にも文科相が認可する。

 各大学医学部の11年度の定員は▽埼玉医科大120人(5人増)▽杏林大117人(6人増)▽順天堂大120人(1人増)▽帝京大113人(1人増)▽東京慈恵会医科大110人(5人増)▽日本医科大114人(2人増)。

 国立大医学部の収容定員増は、概算要求事項として政府案決定後に確定する。公立大医学部の収容定員は文科相への届け出で変更できる。(12/20MEDIFAXより)

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