社会保障制度改革と連携して議論/政府税調が議論開始

社会保障制度改革と連携して議論/政府税調が議論開始

 政府税制調査会は7月22日、2008年度初めての会合を開き、09年度税制改革の答申取りまとめに向けた議論を始めた。終了後の会見で香西泰会長は「社会保障と税の関係をどうするかが大きな課題なのは誰の目にも明らか」と述べ、社会保障国民会議や経済財政諮問会議などと連携して議論を進める考えを示した。11月にも答申をまとめる。

 会見で香西会長は、社会保障財源確保に向けた消費税引き上げの時期や引き上げ率を明示することについては「過去の答申でも盛り込んでいないのではないか」と否定的な考えで、「最終的には政治的判断が必要」との認識を示した。(7/23MEDIFAXより)

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