社会保障カードに「反対」  PDF

社会保障カードに「反対」

 政府が2011年度の導入を目指している社会保障カードについて、上智大の田島泰彦教授ら28人が「政府は個人情報を一元的に管理する『国民総背番号制』の構築を狙っている」と反対の声明を発表した。

 声明文は「プライバシーの権利を侵害する憲法違反のシステムだ。『便利さ』の吊のもとに個人情報が一元的に管理され、監視される世界を受忍できない」としている。

 社会保障カードは、年金手帳や健康保険証、介護保険証の機能を合わせたICカードで、サービス利用手続きの効率化などが見込めるとされる。28人は住民基本台帳ネットワークに反対する運動に取り組んでいる弁護士や大学教授ら。【共同】

(6/3MEDIFAXより)

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