社会保障の手続きを詳細分析/番号制度で厚労省
厚生労働省は5月23日、内閣官房による社会保障・税番号要綱に関する自治体担当課長向けの説明会で、厚労省が事務を担当する「社会保障分野サブワーキンググループ」の検討状況を報告した。社会保障分野の各手続きにどのような情報を利用しているか分析し、情報の取り扱いにどのような配慮が必要かについて個別に評価しているとした。
地方団体が寄せた提言をまとめた上で、100種類ほどの手続きについて必要な情報などを分析しているとした。例えば、児童扶養手当の認定手続きに必要な医師の診断書など、現行の仕組みでは書面ベースで扱っている情報について、診断書上のどの情報が必要かな実際に利用する情報を個々に分析しているとした。(5/24MEDIFAXより)