研修期間の弾力化、09年度にモデル事業/厚労省

研修期間の弾力化、09年度にモデル事業/厚労省

 厚生労働省は医師不足の短期的な対策として、地域内で医師が不足している診療科の臨床研修期間を伸ばせるなど、臨床研修プログラムの弾力化に関するモデル事業を2009年度から実施する。厚労省医政局は実施要綱を8月1日付で地方厚生局に通知した。著しい医師不足によって地域医療に支障が生じている診療科であれば、臨床研修の到達目標が達成できる範囲内で研修期間を大学が自由に決められる。医政局医事課・医師臨床研修推進室は「即効性があるのではないかと期待している。特に地方で実施していただくことで地域医療の貢献に結びつけばと考えている」としている。(8/8MEDIFAXより)

ページの先頭へ