研修医1年目、平均給与は410万円/厚労省の07年度調査
厚生労働省は12月18日の医道審議会医師分科会医師臨床研修部会(部会長=相川直樹・慶応大名誉教授)に、研修医の給与に関する調査の結果を報告した。2007年度の1年次研修医の平均給与(年額)は410万円だった。
1年次研修医の調査対象は7560人で、平均は410万円、中央値は390万円だった。最も低い額が204万円、最高額が1075万円と大きな開きがあった。
2年次研修医7637人(中断者ら80人を除く)では、平均が462万円、中央値が420万円だった。最低額が218万円、最高額が1373万円だった。
厚労省医政局医事課医師臨床研修推進室は、1年次の研修医に700万円以上の給与を支給している病院は、北海道や青森、福島などのほか、東京都内にもあると説明した。厚労省は、研修医の給与は月額30万円が目安としている。(12/21MEDIFAXより)