相楽・福知山で講習会を開催
保険基礎知識と個別指導対策で
協会は、新規開業医の先生や、新しく医療機関に勤められた従業員を対象に、協会事務所(京都市内)で毎月原則第3木曜日に保険講習会を行っている。今回は、南部や北部でも開催を―との要望にお応えし、4月20日に(1)木津川市内で(共催=一般社団法人相楽医師会)、4月23日に(2)福知山市内で(共催=一般社団法人福知山医師会)開催した。参加者は(1)24人、(2)26人。
両会場ともに2部構成で開催。第1部は保険診療の基礎知識について、協会が独自に作成した「知っておきたい保険基礎知識」のテキストを用いて、窓口で確認すべき被保険者証や、公費負担医療制度のいろいろ、カルテ記載のルール、レセプトの作成の留意点など、保険診療を行っていく上で基礎となる内容を説明した。
第2部は個別指導対策について、個別指導とはなにか、どういった医療機関が選定されるのか―といった基礎的な制度の説明のほか、いざという時にあわてずにすむよう、個別指導の進められ方、指導の対象となる内容やポイントを解説した。また日常から保険診療を行う上で気をつけるべき点について、療養担当規則のポイントと実際の個別指導にてよく指摘されている事項を中心に説明した。終了後には、多くの質問が出されるなど、関心の高さが伺われ、盛会のまま終了した。
なお、協会は弁護士の帯同を含めたサポート体制を整えている。万が一個別指導にあたった場合は、保険医協会までご一報いただきたい。