療養病床の1日平均在院患者数、病院と診療所で増加  PDF

療養病床の1日平均在院患者数、病院と診療所で増加

 厚生労働省は7月6日、2009年2月分の病院報告(概数)を発表した。療養病床の1日平均在院患者数は、病院と診療所でともに前月より増加していた。

 病院の療養病床の1日平均在院患者数は31万4264人で、前月から5547人の増加。診療所は1万2325人で、前月から135人の増加だった。

 介護療養病床の1日平均在院患者数は病院で8万6385人(前月比18人増)、診療所で4794人(前月比4人減)だった。

 病院のすべての病床種別を合わせた1日平均在院患者数は134万3138人で、前月に比べて3万4127人の増加。1日平均外来患者数は142万7535人で、前月から7万9794人増加していた。

 病院の平均在院日数は33.6日(前月比1.5日短縮)で、すべての病床種別で前月より短縮。療養病床では173.8日で前月より11.9日短縮しており、介護療養病床では293.6日で19.4日短くなっていた。診療所の療養病床は99.9日で前月より6.3日短縮、介護療養病床は96.9日で前月より7.1日短くなっていた。

 病院の月末病床利用率は80.8%で、前月から0.7ポイント減少。病床種別に見ると、療養病床では91.2%で前月より0.1ポイント増加しており、介護療養病床では94.5%で0.5ポイント増加していた。(7/7MEDIFAXより)

ページの先頭へ