病院収容までの時間、過去最長/消防庁09年救急概要  PDF

病院収容までの時間、過去最長/消防庁09年救急概要

 総務省消防庁は9月8日、2009年の救急・救助の概要(速報)を発表した。現場到着までの時間は全国平均が7.9分で前年に比べて0.2分伸びた。病院収容までの時間も36.1分で前年より1.1分伸びた。消防庁は08年分の出場事案から計測開始時間の変更などを行っているが、記録の残る1984年以降で最長の数字となった。

 救急車の出動件数は512万2191件(前年比2万5097件、0.5%増)で搬送人員は468万2960人(同4324人、0.1%増)だった。うち、新型インフルエンザの感染が疑われる患者の出動件数は1万6728件、搬送人員は1万7352人だった。この影響を除くと、前年と比べて出動件数は微増、搬送人員は減少となった。搬送人員を傷病程度別に見ると「軽症」が50.7%。前年に比べて0.1ポイント減少したが、搬送人員の約半数が入院加療を必要としない軽症患者だった。

 救急搬送の対象となった心肺機能停止症例のうち、救急現場に居合わせた人による応急手当が実施されたケースは42.8%で、過去最高だった。搬送された心肺機能停止傷病者のうち、心原性で一般市民に目撃された症例の1カ月後の生存率と社会復帰率も上昇していた。(9/10MEDIFAXより)

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