病院医師の負担軽減、徐々に進む/日病と公私病連が実態調査  PDF

病院医師の負担軽減、徐々に進む/日病と公私病連が実態調査

 病院医師1人が1日に取り扱う患者数は2009年以降、減少傾向にあることが、日本病院会と全国公私病院連盟が共同で実施している「11年病院運営実態分析調査」で分かった。医師1人1日当たり入院患者数は、09年調査の6.7人から、10年調査で5.5人、11年調査は5.3人と推移。外来患者数も09年の10.7人から、11年調査は8.9人に減少した。常勤医師の平均給与(月額)は、10年調査の106万4000円から11年調査は107万3000円にアップしており、病院医師の負担軽減と待遇改善が徐々に進んでいる。

 同調査は例年6月に実施しており、11年調査は日病と公私病連に加盟している3199病院を対象に、993病院から回答を得た。内訳は自治体553病院、その他公的252病院、私的188病院、国立・大学付属病院など20病院だった。病院の種類別では一般病院は947病院、精神科病院は46病院。(6/4MEDIFAXより)

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