病院一般病床の在院日数18.3日に/09年4月の病院報告
厚生労働省は9月3日、4月分の病院報告概数を公表した。病院の一般病床の平均在院日数は18.3日で、前月より0.4日短縮した。結核病床以外の各病床も在院日数の短縮化が進み、総数では前月比0.5日短縮の32.8日となった。
一般病床以外の平均在院日数は、療養病床169.5日(前月比4.0日短縮)、精神病床297.0日(同4.6日短縮)。結核病床は75.0日で前月より1.6日延びた。病院のうち介護療養病床に限ると279.2日(同10.5日短縮)だった。診療所の療養病床の平均在院日数も97.9日で前月より3.9日短縮。診療所の介護療養病床に限ると97.1日で同1.5日短縮だった。
病院総数の月末病床利用率は80.3%で前月比0.5ポイント減。そのうち一般病床は73.5%で同0.9ポイント減だったが、療養病床では90.8%(前月比0.1ポイント増)などほかの病床は上がっていた。診療所の療養病床は69.5%(同0.2ポイント増)、介護療養病床に限ると79.7%(同0.7ポイント増)だった。
病院の1日平均在院患者数は131万3735人、外来患者数は144万4598人。診療所の療養病床の1日平均在院患者数は1万1935人(うち介護療養病床は4647人)だった。(9/4MEDIFAXより)