病院の医師数1.7%増/09年施設調査・病院報告
2009年10月1日現在で全国の病院に勤務する医師(非常勤含む)は19万1125.3人で、前年から1.7%増加したことが、厚生労働省の「09年医療施設(動態)調査・病院報告の概況」で分かった。病院の従事者総数(同)は182万335人で、前年から2.8%増えた。
勤務形態別に見ると、常勤の医師は15万3343人で前年から2.1%、非常勤の医師は3万7782.3人で前年から0.2%、それぞれ増えた。看護師は66万142.9人で前年から3.6%増加したが、准看護師は16万6546人で2.5%減少した。理学療法士は4万2813人(前年比10.7%増)、作業療法士は2万7616人(同12.9%増)だった。
病院の100床当たり従事者数(非常勤含む)は113.7人で、前年から3.7人増加。職種別に見ると、医師は11.9人で前年から0.2人増加し、看護師は41.2人で1.6人増加した。准看護師は10.4人で、前年から0.2人減少した。
●「内科」が7034施設で最多
一般病院の施設数を診療科目別に見ると、「内科」が7034施設(前年比0.8%減)で最も多く、次いで「整形外科」5041施設(同0.9%減)、「リハビリテーション科」4998施設(同0.9%増)などだった。
一般病院で「小児科」を標榜する施設は2853施設で、前年から52施設減少。「産婦人科」または「産科」を標榜する一般病院は1474施設で、前年から22施設減少した。(9/27MEDIFAXより)