環境ハイキングに参加して/宇治近郊の里山・古刹を巡る
4月10日(日)、快晴のもと宇治から城陽へとハイキングが行われました。京阪宇治駅に集合、リーダー武田先生の挨拶で散策開始。
宇治橋を渡ると紫式部の座像が源氏物語の世界へと誘ってくれます。夢浮橋(源氏物語宇治十帖)の碑から/平等院表参道/を通り、満開の桜を愛でつつ、世界遺産・平等院を横目で見ながら/あじろぎの道/を/喜撰橋/へ。中の島:塔の島へと喜撰橋を渡り、十三重石塔を目指します。
橋のたもとには遊覧船乗り場があり、近くの小屋には/海鵜/が飼育されています。二人いる女性鵜匠のうちの沢木さんが写真とともに紹介されていました。
中の島:橘島から/朝霧橋/を渡り宇治神社を参拝。そこの手水舎(ちょうずや)の龍吐水は龍の代わりに/うさぎ/でした。宇治の旧い表記「菟道」に因みます。菟は兎です。菟道は/うじ/・/とどう/とも読みます。宇治神社の祭神は菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)で、宇治十帖の八宮のモデルといわれています。
総角(あげまき;宇治十帖)の碑を見て宇治上神社を参拝。国宝・ユネスコ世界遺産の宇治上神社では/桐原水(きりはらすい)/の井戸小屋は必見です。展望台のある仏徳山(大吉山)に登り、宇治から城陽・八幡を眺望した後、道元開祖・仏徳山興聖寺を参拝。白い竜宮造の楼門から琴坂(宇治十二景)を下る。天ケ瀬吊橋から山道(もみじ谷)を白山神社に向かう。体力を考え、白山神社参拝はパスする。京都府立山城総合運動公園・太陽が丘で昼食。伏見桃山城が遠望できました。
体育館前の自動販売機横に設置されていた施設の案内パネルには、マラソンの野口みずき選手の練習コースが紹介されていました。遊びの森・ふるさとの森など家族総出で楽しめる広大な芝生に感動しつつ、隣接する宇治市植物公園を通り抜け、立命館宇治中学高等学校の立派さに感心してR24京奈和道を城陽へ向かう。鴻の巣山山頂展望台にて集合写真を撮影。鴻の巣山の山道を抜けたらゴールのJR城陽駅は目前でした。駅近くの店で渇いたノドを潤し、足を休めて解散しました。私の歩数計で2万歩ほどでした。
今回は子ども連れ(男児3歳・1歳)の夫婦も参加されました。3歳児は途中では/おんぶ/やベビーカーも利用したりしながら、大半は歩いて太陽が丘まで到達できました。
歩くには最適の時期を選ばれ、前回は秋の紅葉・今回は春の桜と季節が味わえるハイキングです。歩くのが遅く、いつも最後尾の私ですが、それでも完歩できます。健康のためにも一緒に参加しませんか?
途中エスケープも可能な気楽な会です。子連れ夫婦は太陽が丘でエスケープされました。
(北区歯科・森 忠昭)
鴻の巣山山頂展望台にて