理事提言/インターネット介した医療安全対策の広報に着手  PDF

理事提言/インターネット介した医療安全対策の広報に着手

 既に、会員各位にはご存知のことと思われるが、協会の運営するホームページの中では、当然ながら医療安全に関する情報も掲載されている。医療安全に関わる医療法が改正されて、その必要書類をホームページから入手された方もおられることだろう。もし、未だ自院に用意されていない場合は、早急に協会のホームページ(保険医専用サイト)からプリントアウトしておくことをお薦めする。

 さて、協会が半世紀以上前から、医療安全対策に着手していたことも、既にご承知であろうが、協会はその経験と知識の蓄積を、可能な限り会員各位にフィードバックして来た。

 この度、協会は、エムスリードットコム(医療情報サイト)とNKSJリスクマネジメント(医賠責保険取扱損保ジャパンのリスクマネジメント部門)の2社と新たに提携をして、医療安全対策に関わる情報を、各社のホームページを介して全国に広報することになった。特にエムスリードットコムの反響は大きく、協会が提供する情報には必ずと言っていいほど、全国の医師からの反応が見られる。それに伴い、北は北海道から南は沖縄まで、医療安全対策部会発行のDVDや書籍の注文が、毎日のように来始めている。更に、医療安全研修会の講師派遣の依頼も来ている。未だ、見ていない会員各位には、一度両社のホームページをご覧いただきたいと思う。提供している情報は、十分に吟味されたものに限っているが、もし、ご意見等があればいつでも協会に連絡をしていただきたい。協会は今後とも、会員との協力のもと、医療安全対策に力を入れていく所存である。

 あえて重ねて言わせていただくならば、協会の医療安全対策を全国的にも発信できるのは、ひとえに京都の会員が協会と協力して、その歴史を作ってきたからに他ならない。そのことを協会は肝に銘じ、また、会員各位にも自覚をいただいて、共に活動を続けていきたいと思う。(医療安全対策部会・林 一資)

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