特養入所者への負担軽減を延長/改正法が成立
介護保険制度の開始前から、市町村の措置で特別養護老人ホームに入所していた要介護者に対し、利用料や居住費、食費などの負担軽減を延長する介護保険法施行法の改正案が3月31日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。
負担軽減は、介護保険制度によって費用負担が増えて特養に入所し続けることが困難になった要介護者に対する経過措置。改正法では、2010年3月末とされていた経過措置の期限を「当分の間」延長する。
参院厚生労働委員会では、小規模事業者の防火体制の強化・充実を図ることなどを求める付帯決議が、全会一致で採択された。(4/1MEDIFAXより)