特養入所者の経過措置、延長へ/法案を閣議決定
政府は1月29日、介護保険制度が始まる前から市町村の措置で特別養護老人ホームに入所していた要介護者に対し、費用負担の軽減などを行う経過措置を延長する法案を閣議決定した。介護保険法で介護サービス利用料の自己負担を1割と定めたことなどから、費用負担が増え、特養に入所し続けることが困難になった要介護者などに対する措置。利用料や居住費、食費などの負担を軽減する。
経過措置の期間は2010年3月31日までとなっていたが、「介護保険法施行法の一部を改正する法律案」では、期間を「当分の間」とし、具体的な終了期限を明示していない。(2/1MEDIFAXより)