特養の基準、地域主権大綱に/原口総務相
特別養護老人ホームの人員配置基準や居室基準について、原口一博総務相は4月19日、参院の総務委員会と内閣委員会の連合審査で「夏にまとめる地域主権戦略大綱の中にしっかりと組み込みたいと考えている」と述べた。古川俊治氏(自民)の質問に答えた。
一方、医療分野の地方分権に関して、山井和則厚生労働政務官は連合審査で「国民がある一定以上のレベルの周産期医療や救急医療、小児医療をしっかりと受けていけるようにしなければいけない。どこまでを都道府県に任せられるのか、また、国がリーダーシップを取るべきところはどこなのか。そのことについて議論している」と述べるにとどめた。(4/20MEDIFAXより)