特定機能病院に約760億円/10年度改定で鈴木文科副大臣  PDF

特定機能病院に約760億円/10年度改定で鈴木文科副大臣

 鈴木寛・文部科学副大臣は6月12日、東京都内で開かれた大学病院経営研究会主催のカンファレンスで基調講演し、2010年度診療報酬改定のプラス改定財源4800億円のうち、15.8%に当たる約760億円が特定機能病院に投入されるとの試算を示した。
試算によると、医科改定率プラス1.74%(入院3.03%、外来0.31%)に対し、特定機能病院はプラス5.0%(入院改定率7.0%、外来0.68%)と大幅引き上げとなる。内訳は、救急・産科・小児への評価が約360億円、手術・処置関係が約300億円、急性期医療の評価約30億円、がん・精神医療関係約40億円、検査関係約30億円。鈴木副大臣は「崩壊が著しい救急・産科・小児科・外科に重点的に配分できた」とした。(6/15MEDIFAXより)

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