照会4回以上搬送が減少/総務省消防庁、09年度調査
総務省消防庁は3月18日、厚生労働省とともに実施した2009年度中の救急搬送の受入状況実態調査を公表した。産科・周産期の救急搬送で照会回数が4回を超える事案は3.2%で、前年度に比べて減少した。
09年度の救急搬送人数は468万4701人で、うち重症以上の傷病者を搬送した事案が52万5843人、産科・周産期が4万791人、小児が37万8210人、救命救急センターへの搬送が57万1965人だった(重複あり)。
照会回数が4回以上となった割合は、産科・周産期傷病者で前年度の4.6%から1.4ポイント減少し、3.2%となった。小児傷病者では前年度と同率の2.8%で横ばいとなった。産科・周産期傷病者については、現場滞在時間が30分を超える割合も0.2ポイント下がり、6.1%となった。(3/19MEDIFAXより)