災害拠点病院の要件見直し明言/岡本政務官、11年中に結論  PDF

災害拠点病院の要件見直し明言/岡本政務官、11年中に結論

 厚生労働省の岡本充功政務官は4月27日の衆院厚生労働委員会で、災害拠点病院の指定要件を見直すことを明確にした。見直しで想定しているのは、自家発電の燃料や医薬品の備蓄、衛星電話など通信手段の確保、施設の耐震性などの要件。現在進めている医療計画の見直し作業に合わせて議論を進め、2011年中に結論を出す。

 岡本政務官は医薬品の備蓄について「急性期も慢性期も、さまざまな疾患の患者が来ることが想定されるし、災害時に特段必要になる薬もある。インスリンや向精神薬も含め、需要のあるものを調査して検討したい」と述べた。

 自民党の阿部俊子氏の質問に答えた。(4/28MEDIFAXより)

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