混合診療解禁「考えていない」/長妻昭厚労相
長妻昭厚生労働相は7月16日の専門紙との記者懇談会で、混合診療を全面解禁することは考えておらず、先進医療として認められている保険外併用療養の運用改善で対応すべきとの考えを示した。
政府の行政刷新会議が6月にまとめた規制・制度改革に向けた「第1次報告書」では、保険外併用療養の範囲拡大を提案している。報告書について長妻厚労相は「もう少し範囲を広げる努力をしていきたいと思うが、混合診療の全面解禁ということを直ちにするということは私は考えていない」と述べた。(7/20MEDIFAXより)