混合診療解禁「慎重な議論必要」/長妻厚労相  PDF

混合診療解禁「慎重な議論必要」/長妻厚労相

 長妻昭厚生労働相は3月30日の参院厚生労働委員会で、混合診療の全面解禁について「慎重な議論が必要」との認識を示した。

 長妻厚労相は、混合診療を全面解禁すれば▽保険外の負担を求めることが一般化する恐れがある▽科学的根拠のない特殊な医療が増える可能性がある―とした。

●保険免責制度「導入の考えない」

 一方、一定額を保険給付の対象から除外して患者の自己負担とする「保険免責制度」について、長妻厚労相は「今の時点で導入する考えはない」と述べた。

 保険免責制度は、09年6月に財政審がまとめた建議でも検討課題に挙げられている。(3/31MEDIFAXより)

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