混合診療の全面解禁を阻止/保団連が決議  PDF

混合診療の全面解禁を阻止/保団連が決議

 保団連は10月26日、混合診療の全面解禁に反対し、国民皆保険制度の堅持と保険給付の拡大を求める決議をまとめた。決議は同日開かれた「医科歯科混合診療問題を考えるシンポジウム」で取りまとめた。決議では、混合診療が全面解禁されれば患者負担が増大し公的医療費が抑制され、難病患者らが求める先進医療技術の保険導入が遅れると指摘。混合診療の全面解禁を阻止する運動を進めるとした上で、(1)臨床研究段階の医療に「保険外併用療養費」として公的医療費を投入しない、(2)患者一部負担の軽減、(3)安全性の確立した医療の速やかな保険導入─などを実現すべきとした。(10/28MEDIFAXより)

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