混合診療の全面解禁「適切でない」/細川厚労相  PDF

混合診療の全面解禁「適切でない」/細川厚労相

 細川律夫厚生労働相は10月21日の参院厚生労働委員会で「混合診療を全面的に解禁することは適切でないと考えている」と述べ、長妻昭前厚労相の方針を引き継ぐ考えを示した。辻泰弘氏(民主)の質問に答えた。

 混合診療が適切でない理由として細川厚労相は▽患者負担が不当に拡大する恐れ▽安全性、有効性が確認されていない医療を助長する恐れ―の2点を挙げた。

 また、外国人患者を国内に誘致する「医療観光」については「国内の医師不足に配慮して国民に対する医療の提供を的確に確保しつつ取り組むことが重要だ」と述べた。(10/22MEDIFAXより)

ページの先頭へ